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全国100万人 なすブロ読者の皆さま、ありがとうございます。
本日2回目の更新です。 ダニエル・デフォー作の『ロビンソン・クルーソー』は、物語として純粋に楽しめるのはもちろん、教訓に満ちた本でもあります。ルソーがあの『エミール』のなかで人生これ一冊に推しているぐらいです。 人によって得るものは違うのでしょうが、ボクもロビンソンから多くのことを学びました。 ◎ 合理的精神を保つこと、 心の声やインスピレーションに誠実であること。 ◎ 祈り ◎ 豊かさの覚醒 ここでは「豊かさの覚醒」について書きます。これには2つあります。 (1) 今享受している豊かさを、「今」自覚する。 (2) これから享受する豊かさを、「今」自覚する。 自覚するとは、知っているということ。知っているとは、自分のなかでありありとしたリアリティーを感じている状態です。 ロビンソンが目覚めた瞬間が、ちょうどボクが本屋で立ち読みした箇所になるでしょう。それは、今自分が置かれている境遇について<悪い点>と<善い点>を書き並べた、あのシーンです。 もう1度ロビンソンの言葉を紹介しておきます。 「世界じゅうで最悪の悲境に苦しんだ者として、私が人々にいいたいことは、どんな悲境にあってもそこにはわれわれの心を励ましてくれるなにかがあるということ、良いことと悪いこととの貸借勘定ではけっきょく貸し方のほうに歩があるということ、これである。」 無人島に置かれたロビンソンが言っていることなので、上の言葉がぐいぐいとした説得力をもっています。臨場感溢れる描写なので本当にそう思えます。 例えばの話、目が見えることってとても豊かで恵まれていると思うのですが、視力を失って初めて目が見えることの大切さに気づくというのを聞いたりします。 でも、人間には「想像力」という誰にでも与えられている才能があるので、別に視力を失わなくても、目が見える豊かさを自覚することは充分可能です。 『ロビンソン・クルーソー』という物語は、普段当たり前に思っていたようなことが、とてつもなく豊かなことなんだと気づかせてくれる側面をもっています。 なにせ、食べるもの、住む場所、着るもの、パンを焼くかまどなど、あらゆるものを自分で作るしかないような環境にいる人間(ロビンソン)が、どう立ち振る舞っていくか、どのような考えをめぐらしていくかを、読者はバーチャル・リアリティで体験できてしまうのですから。 また、これから享受していく豊かさの自覚は、生命力そのものとでもいえるでしょうか。今、享受している豊かさの自覚とこれから享受していく豊かさの自覚で両輪になっているように思います。 『ロビンソン・クルーソー』 1719年、ダニエル・デフォーが59歳のときに発表した無人島小説。「小説の原型を構築した絶品」といわれる。 ■ 応援クリックよろしくお願いします! 128260 ↓ ↓ 人気ブログランキングへ
by oonasu
| 2009-07-27 12:54
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