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福井出身のA君が言いました。「小説はやっぱり出だしですね。出だしが良いと思ったらその本を読みます。」
その話には一理あると思いました。確かに出だしを読むと、大方の相性はつかめるからです。 印象的な出だしで、すぐに思い浮かぶ3つの小説といえばなんだろう、と自問自答したらこうなりました。 『我輩は猫である』 夏目漱石 『スプートニクの恋人』 村上春樹 『アメリカの夜』 阿部和重 「吾輩(わがはい)は猫である。名前はまだ無い。」で超有名な『我輩は猫である』は、出だしだけですっかり満足した気分になってしまい、本編を読んでいません。 『スプートニクの恋人』の出だしは、ストレートで力強い。清々しい? いやいや、実はけっこう激烈。でも文体はあくまで清々しい。そのギャップもすばらしい。 22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい恋だった。 阿部和重の『アメリカの夜』は彼の処女作。その後の作品における成功を示唆するような、刺激的な冒頭文です。 ブルース・リーが武道家として示した態度は、「武道」への批判であった。 そういえば、阿部和重とクエンティン・タランティーノはどこか似ているように思います。場面の切り取り方、特質や持ち味など。 タランティーノの第一作目『レザボア・ドックス』の冒頭シーンもまた、その後の成功を予感させるものであり、強烈な印象として記憶に残っています。 レザボア・ドッグスの冒頭シーン タランティーノの新作は、10月に日本で公開されるそう。『イングロリアス・バスターズ』はなんとブラッド・ピット出演です。予告編見ただけでゾクゾクしてきたー、楽しみ。 ■ そのクリックは見事に記念碑的だった 102250 ↓ ↓ 人気ブログランキングへ
by oonasu
| 2009-08-17 04:29
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