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装丁は、な、なんと『SLAM DUNK』や『バガボンド』の 井上雄彦(いのうえ たけひこ)※さんです。 ※ 『SLUM DUNK』の累計発行部数は、全世界で1億4000万部超(2009年地点)、 『バガボンド』の15巻は青年漫画の初版発行部数の最高記録となっている。 『日本辺境論』がベストセラーになっている 内田樹(うちだ たつる)さんの最新刊です。 『現代霊性論』 「ジャケ買いもありの『現代霊性論』です」との弁。 思想家で武道家の内田樹さんと、 宗教学者でお寺の住職でもある釈徹宗さんとの、 大学院で行われた『現代霊性論』を書籍化したものです。 (2人でのかけあい講義!! ) この本、読んでいてなにかと面白かったし、 あと勉強にもなりました。なにせ講義ですからね。 日本での霊性、新宗教・ポスト新宗教、スピリチュアリズム、 ニューエイジの系譜を知ることができたのはうれしいです。 釈さんはきほん仏教者ですが、 本のなかでエリザベス・キュープラー・ロスの 『死ぬ瞬間』をおすすめされたりもしています。 この本では、例えばこんなトピックが話されています。 ◆地名と「場の力」 ◆繁華街の多くは霊的スポット? ◆名づけることは呪うこと ◆名前の持つ力 ◆供養とは故人のふるまいを繰り返すこと ◆名医とシャーマニズム医療 ◆宗教の本質と「魔境」 ◆鈴木大拙が考えた霊性 ◆コナン・ドイルとスピリチュアリズム ◆村上春樹の作品に見る霊的な説話 ◆本物の哲学者は幽霊の話をする? ◆アメリカの宗教性の変遷 ◆ヨーガ、スピリチュアル・ケアから『死ぬ瞬間』まで ◆カウンセラーは信用できない ◆宗教が持つ3つの特徴 ◆カルトかどうかのチェックポイント ◆死者を正しく祀らないと祟る ◆「死者の声が聞こえる」という傲慢 ◆宗教と一流詐欺師の共通点 ◆「お経はわからないから、ありがたい」場合もある ◆事件は橋の上で起こっている ◆クロスロードは異界へのドア ごく端的な言いかたをすると、釈さんは一流の解説人であり、 内田さんは一流の解釈人であるという感想を強くもちました。 釈さんは解説するのがとにかくうまいんです。 内田さんは解釈するのがとにかくうまいんです。 なので、いいコンビなんでしょう。 内田さんの解釈っぷりをあらわすものとして、 「子育て」についてがあります。 内田さんは奥さんと別れ、娘さんとの父子家庭になり、 子育てをされていました。 その時を思い返してのお話です。 どう考えたって僕が業界的に成功することなんかよりも、子どもと一緒にいて、子どもを育てるほうが楽しいに決まっている。ですから、子育てに専念していた12年間は、学者らしい仕事はほとんど何もしてないんです。 スピリチュアリティに興味のある方は、 読んでみられると得るものがきっとあると思います。 『現代霊性論』 内田 樹 (著), 釈 徹宗 (著) エキサイティングなかけあい講義。『日本辺境論』の内田樹さんと、『ゼロからの宗教の授業』の釈徹宗さんとの、神戸女学院の大学院で行われた「現代霊性論」を書籍化。霊性やスピリチュアリズム、神についての現象学的アプローチ。 ■ 一日一回ポチッと応援よろしくお願いします! ↓ ↓ 人気ブログランキングへ 豊かさの40日プラン(シーズン5) :5日目 ガヤマン40日プラン(シーズン4) :15日目
by oonasu
| 2010-03-26 13:34
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