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前回のつづきです。
メソッド演技法が感受性モードになるよう教えているなら、吉田松陰が開いていたあの松下村塾にも共通点をみます。 教えていた生徒は50人ほど。開いていた期間はわずか1年4ヶ月。そんな松下村塾が、明治政府で内閣総理大臣 2名、国務大臣 7名、ほかに大学の創業者 2名や著名人を輩出します。 塾生には高杉晋作、桂小五郎、伊東博文、山県有朋、久坂玄瑞など。 ◆◇◆◇◆ 「もし、この状況であなたが役の人物なら、あなたは何をしますか?」 これがメソッドのスタニスラフスキーによる教えの要点です。 「本ではこう書いてる、演出家はこう解釈している、こうしなければいけない、こう感じなければいけない」といった枠や思いから解き放たれたときに、自分のもつ想像力が働きだし、思考・感覚・衝動が刺激されていきます。 そうして感受性が高まって、リアリティを持つようになります。 「戦国時代あなたが武田信玄なら、あの場面でどうしますか?」 「藩で起こったあの問題について、あなたが藩の一員ならどう処置しますか?」 吉田松陰は時事をテーマにして、生徒の想像力や感受性をどんどん刺激していったそうです。 「もし、あの状況であの人物だったならば、あなたは一体どうしますか?」 吉田松陰には「すべての人が先生」という思いがあったので、自分の意見も言いつつ、塾生から学ぼうとする意欲が旺盛でした。 かなり自由な雰囲気で議論が交わされていたようです。「私はあなた達に何かを教えることはできない。でも一緒に考えることはできる」と塾生に言ったりもしています。 松下村塾で、塾生たちはみな感受性モードに入っていたのではないでしょうか。 この感受性モードは、新興宗教にあった洗脳とは対極にあるものでしょう。あくまでも自分のなかにある想像力や感受性を高めていくのですから。 関心のあるテーマで感受性モードになってみると、ブレークスルーするきっかけになりそうです。 ■ あなたならクリックしますか? 115310 ↓ ↓ 人気ブログランキングへ
by oonasu
| 2009-08-06 11:41
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