Peace of I 1/16(土)

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ホ･オポノポノのヒューレン博士は、Eメールを送るとき文の最後に必ず「POI」と記すそうです。

この言葉は「Peace of I」のことで、私の中に存在する平和、つまり、何ものにも影響されることのない、完全に平穏な心の状態を表しています。


ぐっすり眠っているとき、私という存在は確かにあるものの、身体や世界のことを感知することはありません。

目覚めて心が働きだすようになると、身体を感じ、世界を見たり感じたりするようになります。

これは「同時の創造」といわれ、心が現れると同時に、世界も現れることを意味しています。逆にいうと心がない状態だと、世界も存在しないことになります。

「全能の神はなぜこのような不幸が多い世界を創られたのか?」という疑問が生じることがありますが、不幸の多いと思える世界を創っているのは世界を不完全だと思っている神たる自分です。

平和を考えたとき、そのコアといえるのが「Peace of I」なのだと思います。


質問者　 　世界の状況を改善するために、
　　　　　　 　私たちに何ができるでしょうか?

マハルシ 　もしあなたが苦しみから解放されれば、　　
　　　　　　 　苦しみはどこにもなくなるだろう。

　　　　　　 　問題はあなたが世界を外側に見て、
　　　　　　　 そこに苦しみがあると考えるからである。
　
　　　　　　 　だが、世界もその苦しみもあなたのなかにある。　
　　　　　　 　もしあなたが内側を見れば、苦しみはなくなるだろう。


質問者　 　神は完全です。
　　　　　　 　それなのに、なぜ彼は世界を不完全に
　　　　　　 　創造したのでしょうか?　

　　　　　　 　作品は作者の性質を帯びるものです。
　　　　　　　　しかし、世界に関してはそうではありません。

マハルシ 　この質問をするあなたは神から分離しているだろうか?
　　　　　　 　自分自身を身体だと考えているかぎり、
　　　　　　 　あなたは世界を外側に見る。

　　　　　　 　そして、それはあなたにとって
　　　　　　 　不完全なものとして現れるだろう。

　　　　　　 　神は完全である。
　　　　　　 　神の仕事も完全である。
　　　　　　
　　　　　　 　だが、あなたの誤った自己同一化のため、
　　　　　　 　世界を不完全なものと見るのである。


質問者　 　世界平和のために働くには何が最善の方法でしょうか?

マハルシ 　世界とは何だろうか?
　　　　　　 　平和とは何だろうか、そして働く人とは誰だろうか?
　
　　　　　　 　眠りのなかに世界はなかった。
　　　　　　 　目覚めの状態のなかに、
　　　　　　 　あなたの心が世界を投影するのである。

　　　　　　 　それゆえ、世界とはひとつの観念以外の何ものでもない。
　　　　　　 　平和とは妨害の不在である。
　　　　　　 　妨害は、ただ純粋意識から立ち現れた自我である個人に
　　　　　　 　想念が起こるためである。

　　　　　　 　平和をもたらすこととは想念から自由になり、
　　　　　　 　純粋な意識としてとどまることである。

　　　　　　 　もし自分自身が平和ならば、どこにでもただ平和を
　　　　　　 　見いだすだろう。



『あるがままに―ラマナ・マハルシの教え』
デーヴィッド ゴッドマン (編集), David Godman (原著), 福間 巖 (翻訳)

沈黙の聖者ラマナ・マハルシ、彼の教えの精髄が文字となって立ち現れる。若き日の質疑応答集『私は誰か?』も併せて収録。




『たった4つの言葉で幸せになれる!心が楽になるホ・オポノポノの教え』
イハレアカラ・ヒューレン (著), 丸山あかね (著)

問題(潜在意識の記憶)をクリーニングする言葉は「ありがとう。ごめんなさい。許してください。愛しています」の4つ。
ハワイに伝わる問題解決法「ホ・オポノポノ」を、伝道者であるイハレアカラ・ヒューレン氏がわかりやすく紹介しています。


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