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「つまりは逆説的ってことさ」
「体を温めたければ冷やしなさい(1)」と 「いいかも! 温冷ふくらはぎ」のつづきです。 温冷ふくらはぎ。30秒のところを最後は60秒にのばし、 ひざ裏に集中的に当ててみたり、足裏に集中的に当ててみたり。 そうやって風呂場から出てオイルマッサージをしていると、 身体の芯がカッカと熱くなってきて、 しだいに汗がにじんでくるまでになりました。 もちろん裸で暖房なし、 外はかなり冷え込んでいる環境で、です。 「なんや、なんや、何が起こったんや!!」 汗が出てくるまで温かくなったのは、それ一回。 ひざ裏に集中的に水を当てていたときでした。 ◎ ひざ裏の隠れたパワースポット説 単純に考えると、ひざ裏付近を動脈が走っているので、 そこに冷水を浴びせたゆえの効果といえそう。 それはそれとして一旦置いておき、 ひざ裏のもつユニークな機能についてご紹介します。 光を感受するのは今まで目の網膜だけと考えられていましたが、 最近になって、ひざ裏も光を感じ取っていることが分かっています。 1998年、キャンベルとマーフィーという研究者が ひざの裏側に光を照射することで「サーカディアンリズム」 を調整できることを報告しました。 「サーカディアンリズム」とは1日周期の生体リズムのことで、 睡眠を司るメラトニンホルモンや 深部体温のリズムに関わっています。 北欧の人たちは、太陽が出ていると 裸になって積極的に日光浴しようとします。 皮膚に光が当たってつくられるビタミンDは、 もやはビタミンというよりステロイドホルモンの一種であること。 季節性うつ病とビタミンD不足との関係が分かってきて、 ウイルスへの抵抗力との関係もあることを考えると納得がいきます。 ※ ビタミンDについて詳しくは「神のビタミンノート」記事をご覧ください。 また、日光浴をしている人たちはうつぶせで寝て 太陽を浴びているイメージが強くあるのですが、 これは無意識のうちにもひざ裏に光を当てたいという 欲求のあらわれでしょうか?? サーカディアンリズムの発生源は、視床下部です。 体温や自律神経を調節している場所です。 ひざ裏あたりに温冷刺激を与えることでも、 何らかの作用がはたらくのかもしれません。 ふくらはぎマッサージでは、 ひざ裏をもみほぐすというプロセスがあります。 『「ふくらはぎをもむ」と超健康になる―1日4分で体の不調も心の悩みも消える!』 大谷 由紀子 (著), 小池 弘人 (監修) 「心身を映し出す鏡」「第二の心臓」であるふくらはぎは、「血・水・気の循環」に欠かせない部位です。2万人の足に触れてきたカリスマセラピストが教えるふくらはぎマッサージ。 ■ 一日一回ポチッと応援よろしくお願いします♪ ↓ ↓ 人気ブログランキングへ
by oonasu
| 2011-01-09 13:34
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