最新の記事
記事ランキング
以前の記事
2024年 08月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 more... カテゴリ
タグ
セラピー(1507)
からだ・健康(1024) 脱マネーゲーム(604) 読書(572) つれづれ(365) アイハーブ(283) 映画・動画(146) おなか・腹・肚(122) ビタミンC(122) 行きました(70) 記録(66) ヘミシンク(56) 掃除・風水(55) ザ・マジック(48) ネガティブ・ラブ(31) フラーレン(31) アート・建築(18) 魔法のテクニック(7) すぐれもの(3) 外部リンク
|
全国100万人 おなすインフォ読者の皆さま、こんにちは。
人間の死因にはさまざまありますが、 短期間でもっとも多くの死者を出すものとなると ウイルスのパンデミックが一番になると思います。 中世に大流行した黒死病はペスト菌だと考えられていますが、 最近の調査ではこれもウイルス出血熱であったという話です。 (Return of the Black Death黒死病の再来, Wiley, 2004より) 黒死病は14世紀と17世紀に流行し、 2回目のロンドンでの大流行のさまは、 ダニエル・デフォーの『ペスト』に詳しく書かれています。 人はかくもカンタンに死ぬものなのか、 コロコロコロリと死んでいきます。 極限状況下での人々の心理状態はどのようなものだったか。 また、助かった人はどのような行動をとったのかも きちんと書かれています。 (詳しくは「デフォーの『ペスト』(1)」、「デフォーの『ペスト』(2)」を ご覧ください。) その中世の黒死病を上回る規模だったといわれるのが、 1918年~1919年のスペイン風邪パンデミックです。 世界中で実に約4000万人が死亡しました。 当然日本でもスペイン風邪は流行って、 当時の人口約5500万にいたうち、 2000万人以上はかかったと思います。 約48万人が死亡したと伝えられています。 スペイン風邪の動向をみると、 それはスピルバーグの映画手法と似ています。 最初ウイルスが流行してヤバイと思わせるのですが、 病原性は弱くほどなくして収束します。 人々は終わった、もう大丈夫だ、と安心するのですが、 ところがドッコイ、変異して凶暴化したウイルスがドカンと やってくるのです。 油断していた人たちはパニックとなり、 また、多くの人がバタバタと死んでいきます。 最後にダメ押しのドカンもあるという3段構成。 つまり、3つの波があったようなんです。 1つめの波はそれほど大したことがなくて、 第2波でウイルスが変異して一気に病原性が強まり 致死率が2.5%にまであがります。 (季節性インフルエンザの致死率は0.1%以下) 第3波は致死率が弱まりますが、 日本では主に第3波での被害が多かったようです。 ここから得られる教訓 いったん収束したかに見えても、 ウイルスが病原性や伝播力を強めて再度やってくる可能性があり 油断は禁物であるということ。 いくつかの波としてやってくる可能性がある、ということです。 ■ 一日一回ポチッと応援よろしくお願いします♪ ↓ ↓ 人気ブログランキングへ
by oonasu
| 2011-07-05 13:58
|
ファン申請 |
||