『トラウマちゃん』というすごい本とテクニック 8/10(月)

「自分が『これは確固たる現実』と思っていたものは、
実際は過覚醒を起こしている脳が作り出している幻想であることに気づく。」
(『トラウマちゃん』 P226より)


瞑想のときにはなんとなく今にいられるけれど、
日常に戻ると過去や未来の思考でいっぱい。

今という時、今という世界、の豊かさを味わえない不幸。

がんばって今に戻ろうとしても、
次から次へと不快な思考がやってきて
コントロールすることができない。

しだいに今への意識は忘れ去られ、
あふれる思考に呑みこまれていく。


●

過去や未来にまつわる不快な思考は
自分でコントロールできるものではなく、
脳の過覚醒というシステムから起こっていると説いたのが
『それ、あなたのトラウマちゃんのせいかも？』です。


今を味わえないのは、単にシステムによるものでした。


脳の過覚醒は、根底のトラウマ(死に匹敵する恐怖)を
回避するために生じていました。

脳は、過覚醒によって生じる思考に沿った現実(幻想)を創りつづけます。


●

『トラウマちゃん』のテクニックを使って
脳を凪(なぎ)にしていくと、だんだんと
今ここにフォーカスされることが多くなります。


”今、今、今! なんだねーー” という感じ。


今を味わう、その充実感!!


『トラウマちゃん』を読んで、テクニックを使った
多くの人が救われるんじゃないかと思います。


『それ、あなたのトラウマちゃんのせいかも？　あなただけの簡単な言葉を唱えるだけで、”いまここ”で楽になる！』
大嶋信頼 (著)

自分ではコントロールできない不快な思考・感情や不快な現実は、脳の過覚醒から生じていた。恒常性の機能を使って「脳の凪(なぎ)」を生む画期的テクニックが本書で明らかにされている。「心の安らぎ」「至福」「一体性」など、長年人類が求めてきた根源的状態にたどりつくための本。


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